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John Frusciante 「The Empyrean」

 すごい作品だ。
 私が愛するバンドの天才ギタリストのソロアルバム。
 メロディ、サウンドプロダクション、つくり手の感情・創造性・アイデア、演奏力・・・・すべてが渾然一体となってす~っと自分の中に入ってきます。そして、恐ろしいほどに美しいメロディ、しかも全曲

 ギタリストのソロアルバムと書きましたが、ギターはすでにこのアルバムにおける重要なパーツではありません。CD解説のジョンのインタビューで最近は「テクノとエレクトロニック・ミュージック以外は聴いていない」 とあるように、ロックはかろうじて基調にあるという程度にすぎません。

 過去のジョンのソロ作品については、2ndの「smile from the streets you hold」以外はすべて聴いていますが、この作品は過去の作品とは全く熟度が違います。
 ジョンのメロディセンスは素晴らしくて、過去のソロアルバム、特に2004年に連続して発表された6作品では顕著でしたが、短期間でパパッと作り上げたなかに、珠玉のメロディラインが何気にちりばめられているという感じでした。今回は、そのメロディセンスに加えて、音づくりの段階で相当に練りに練り上げてじっくり作り上げたということでしょう。 
 
 芸術家というのはわがままで、傲慢で、頑固で、偏屈で、性格悪くて・・・・だからこそ、人々の心を打つ芸術作品を創造できるのでしょうが、おそらく、ジョンは、レッチリでは相当わがままで、だだっこで、周りのメンバーも苦労しているだろうなあというのが、容易に想像できます。もし、ジョンみたいな人が自分の周りにいたら、絶対付き合いたくない人だろうな。
 完全にビジネス化された現在のロック業界において、ジョンは、真に芸術家であって、アーティスティックな活動をしている(許されている)唯一無比の存在です。
 
  

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